マカロニウエスタンをご存知ですか。米国の開拓時代を代表する西部劇映画のイタリア版です。現在も健在なクリント・イーストウッドの荒野の用心棒、悪役のリー・ヴァン・クリーフ、マンダム化粧品の広告塔にもなったチャールズ・ブロンソンを思い出します。

しかしロケ場所はマカロニのイタリアでなく何とスペインときいています。クライマックスの決闘場所のロケ現場は、決まって保安官、駅馬車、両替商、酒場、馬小屋、雑貨が集まる広場で、決闘喧嘩の元といえば町や牧場の支配権の争い、悪党逮捕の賞金稼ぎが原因で、そして金と女が絡みます。

スペインの都市づくりは世界一で、機能的で歴史的荘厳さや優美さがあります。中央に噴水や花壇を配置した広場をつくり、周囲に行政官庁、裁判所、教会、劇場などの主要建物を配置しています。建物の裏側には路地があり、商店街、バザー、住宅が作られています。かつてのスペインの統治国であった南アメリカの町々には、このような都市形態が今でも存在しています。

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