自動車の新品維持
自動車を無精すると新車の輝きが消え、どうでもよくなり益々古くなるものです。長く使用すると当然、車体、エンジン回り、塗装などの劣化が進みますが、この部分は今回の新品維持の話から除外します。
目につくナンバープレートとライトカバーを真新しくすると車全体が良く見えるようになり、車に対する無精が無くなり、これまでと違い、車を面倒見るようになるはずです。
ナンバープレートで目に付くのは、自体の汚れとボルトの錆垂で純白性がなくなり、「中古です」と言っているようなものです。錆垂をナンバープレートの目やという。
昔の自動車のライトのカバーはガラス製で長く使用しても、それほど黄ばみは無かったが、現在は透明なプラスチック素材のカバーで、手入れが悪いと、日光や砂埃で黄ばみに変色います。ライトの白内障です。
ナンバープレートの目やにとライトの白内症を改善すると、見たとき車の古さがなくなります。目やにや白内障のどのように改善するか考える事にします。
ナンバープレートの汚れは、なかなか取れないものだが、水あかを落とす溶剤できれいになります。ただしナンバー文字を絶対こすってはいけません、ナンバーの文字が消えるからです。錆びたボルトは自動車整備工場で交換するか、簡単に行うには、白ペンキをボルトに塗り防錆します。
【写真1】ジュエラスター spirit metallic 水あか・汚れ取れ除く
次の白内障はなかなか対応が難しい。ヘッドライトのカバーの黄ばみは表面がガサガサになり光が乱反射しているためで、表面を研磨剤で磨くことになります。
昔からある真ちゅうなどの金属研磨剤液でライトカバーの汚れが出なくなるまで磨きます。そのあとライトカバーをヘッドライト用のコーテング材を塗ります。
この手作業のコストは整備工場に依頼したと同じくらいで、できれば整備工場に依頼した方が良いでしょう。新車の場合は入庫と同時にヘッドライトカバーにコーテング材を塗り保護します。車の正面を見ると以外にナンバープレートとライトが目につきます。これらがきれいになると車の鮮度は確実にが上がります。
【写真2】blissガラス繊維系ポリマーで車体をコーテングする時にべドライトのカバーもコーテングする
(注)写真は筆者実使用の溶剤
(2017年3月18日掲載)